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九十九里AreaManagerReport - 天台宗 笠森寺:笠森観音(長南町)

天台宗 笠森寺:笠森観音(長南町)

カテゴリ : 
九十九里エリア
投稿者 : 
manager 2010-5-9 21:14

長生郡長南町にある「天台宗 笠森寺」をご紹介します。

このお寺は、伝教大師最澄が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み安置し開基(延暦3年:784年)されたとされる古刹で、本尊の十一面観音像から「笠森観音」と呼ばれています。

安土桃山時代に再建されたといわれる、四方懸造の観音堂が有名です。

その中心となる観音堂は、四方懸造と呼ばれ、大きな岩の上に61本もの柱で支えられています。


駐車場前にある案内図と、お寺へあがる階段です。




延暦年間の笠森寺草創当時より禁伐林として保護されてきたと伝わる森林の間にあるこの階段を上がっていくと、霊木・子授楠や芭蕉翁句碑など、参道のところどころに歴史を感じることができます。

子授楠は、根の中央に穴が開いており、この穴をくぐると・・・ってやつですね。


今でこそ、参道が舗装されていたり、この子授楠も階段がついていたり、ごく普通に上ることができますが、整備される前は参拝するのも大変だったんだろうなと思ってしまうような、急な坂が続きます。
そして、その急な参道を上っていくと、まず見えてくるのが二天門。

この二天門の中には、雷神と風神が左右に控え、門の手前には「別格大本山 笠森寺」と「坂東三十三観音 第三十一番札所」の石碑が建っています。

この二天門をくぐり境内へ入ると、目の前に観音堂が現れます。


これが四方懸造です。

巨石の上に建つ、日本で唯一のお寺。
それが、この笠森寺。

左の写真は、観音堂を正面下から撮影したもの。
木造建築で、このスケール。
75段にも及ぶ階段を昇ると、木造ならではの軋みがあり、高所が弱い方はちょっと・・・かも知れません。
本堂の回廊は、その高さなんと30メートル!です。

この回廊からの眺望は、一見の価値ありでしょう。


右の写真は、観音堂の基礎部分。
昭和33年から35年にかけて全解体復元修理されたときのものでしょうか。
観音堂の真下の写真になります。

こちらの写真は、さらに横の仁王門側から撮影してみました。
巨岩を抱くように建てられているのが、おわかりいただけると思います。

このほか境内には子育地蔵尊(左)や、鐘楼堂(右)などがあります。


鐘楼堂の鐘は、総重量350貫、丈6尺、口径3尺3寸。
現在の単位に直すと、総重量約1,313kg、高さ約182cm、口径約100cmの大きな釣鐘です。

この鐘はどなたでも撞くことができるようで、この日も鐘の音が幾度となく響いていました。

また、笠森寺は坂東三十三観音の第三十一番札所にもなっています。
この坂東三十三観音。
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬の各都県にまたがって33の札所があります。


拝観時間
* 4月〜9月午前8:00〜午後4:30
* 10月〜3月午前8:00〜午後4:00
* ※雨天閉堂

拝観料
* 大人1名・・・100円
* 子供1名・・・50円(小中学生)
* 団体50名以上・・・1割引


天台宗 笠森寺(笠森観音) 公式サイトへのリンクページ

坂東札所霊場会 坂東三十三観音公式サイトへのリンクページ




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